10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
非公式でコードギアスの関係者様方には一切関係ございません。荒らし、中傷などはお断りです。
リンクは同人サイト様に限りリンクフリーです。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『幕』シリーズのスザク視点です。
また短いです。どうもつづかないので短いのを繋げて前後にわけてみました。どうも私は長文が書けない・・・・・。
『幕』はあと二つネタが有ります。これもまた短い予感がします(爆
ただの学園生活話ですが、つづきにあります。もっと書きたいことあったはずなのになぁ・・・・;
終業の鐘が鳴り、やっとこのまったく理解できない問題から解放される!とスザクは不謹慎だとは思ったが心の中でガッツポーズをした。
勉強することは嫌いではないが、如何せんあまりにも触れた時間が短すぎた。
優先すべきことが多すぎて、手が回らなかったというのは言い訳だろうか。
というかそんな言い訳をきっとこの問題を出した数学教師は聞いてはくれないだろう。
どれだけ見つめていても解き方の一つもでてこない己の脳が恨めしかった。
「何かわからないところでもあるのか?」
「うわぁっ!」
背後から掛けられた声に思わず大声をあげた。周りの人が一斉に僕に視線を向ける。
見られることは良くあるから慣れてはいるけれど、やっぱり少し恥ずかしい。
そういえば声を掛けられたのだった、と思い顔を後ろに向けると、そこには苦笑したルルーシュが立っていた。
「悪い、驚かせたな」
「大丈夫、気配にまったく気づかなかった僕も悪かったから」
「お前は悪くないだろ。集中してたみたいだな。凄い顔でプリント、睨んでたし」
からかうような声でそう言って、机の上のプリントを摘み上げた。
「え、そんなに顔に出てた?」
「出てた。面白かったぞ。眉間に皺を寄せて今にもペンを折りそうだった。
わからないところがあるなら教えてやろうか?」
ルルーシュの誘いを、僕が断るわけがなかった。
「ぜひ、お願いします」